名古屋では根強く人気な『如水』。店の前を通れば、昼夜問わず店の外まで人が溢れていることもしばしば。何度か食べに行ってはいましたが、投稿する機会を逃していたので、夜の散歩がてらのんびり30分ほど歩いてその味を再確認しに行ってきました!
外観
お店に到着したのが20時。店内には20人ほど座れるであろう待機客用のイスが設置されてますが、それでもギリギリ座ることができるくらいでした。
店内
店内はカウンターのみの席となっており、大所帯であれば必ずひと固まりに座るよう案内されるため、カウンターの空席はまばらに見られます。案内が始まれば一気に待機客が減ることもザラなので、店の外にお客が溢れ返っていても諦めずに並びましょう。
それから如水の特徴と言えば、女性客が多いこと。この日も1人で食べに来ている人がちらほら見受けられ、全体の比率でみれば男女半々といった具合。訪れやすいラーメン屋があるのは女性にとっては嬉しいでしょうね。
さて、以前はカウンターに案内されてからメニューを見て注文するスタイルでしたが、循環を図るためか、待機中にメニューを渡されてオーダーする仕組みに変更されていました。オーダーを済ませ、トータル30分ほど待ってようやくカウンター席へ。
料理
今回オーダーしたのは如水の定番といえる香そば塩とチャーシュー丼。
ラーメンは他にも香そば醤油や台湾ラーメン・冷やしつけ麺・坦々麺などありますが、通常の塩と醤油もあるので、香そばと混同しないよう注意してください。
香そばの特徴は焦がしニンニク油が加わっていること。これによって味に深みが増すので、ニンニクが苦手でなければ香そばをオススメします。
事前にオーダーを済ませていることもあって、席に着いてから5分足らずで料理が出てきました。具材はシンプルで、チャーシュー3枚に角切りメンマとネギ。
早速、白濁なスープをいただくと、鯖と鰹のダブル削り節によってダシのエキスが凝縮されたスープとなっていて、これに鶏油がコクと香りを高めて喉元を通過していく。
香ばしいニンニクのアクセントもすぐさま口の中に広がってきます。
塩といえど、決してフラットな味ではなく、むしろ香りまで楽しめてデジタル界で例えるならば4Dな味わいw
麺は博多ラーメンなどで使用される極細のストレート麺なので、程よくスープと絡んで食べやすい。(当然ながら替玉も可能)
今回発見だったのがチャーシュー。脂身が多めでしたが、非常に柔らかく煮込まれていて美味かったです。
釣られてチャーシュー丼も食べてみると、こちらはラーメンのものとは違って甘辛な味に漬け込まれており、噛むほどに国産の甘みのあるご飯と豚肉の脂の甘みが相乗して舌をとろけさせてくれました。
食事を終えても、まだまだ店内の待機客のイスが満席な状態。ピークがあるわけではなく、コンスタントにお客が入店する様子を見て、名古屋では名店として支持されているんだな~と再認識して店を後にしました。
総評
たかが塩ラーメン、されど塩ラーメンと思わせてくれる如水。
塩ラーメンほどシンプルなものはなく、ごまかしが利かない中、これだけ立体的に完成された味を出す店は名古屋では他に知らない。
今回で4度目の訪問となりましたが、以前に比べてスープの濁りが強く鶏脂が減っている印象。香り高いラーメンが売りなだけに、ここは軌道修正してもらいたいところ。今年、2号店をオープンした影響でもあるんでしょうか…。
それから駐車場について。こちらは店の裏手に7台ほど駐車スペースがありますが、停めれる確率はかなり低いので最寄のコインパーキングへ。(100円/30分)
店の前に路駐している人もよく見かけますが、バスレーンのある主要道路だけに警察の取り締まりは頻繁に行われています。素直にコインパーキングを探しましょう。
電車アクセスの場合は、最寄の名鉄瀬戸線森下駅から徒歩10分ほどです。
※このレポートはあくまでも個人の主観によるものです。
店舗情報
T E L | 052-937-9228 |
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住 所 | 愛知県名古屋市東区徳川町201 |
営業時間 | 昼:11:30~14:30 夜:18:00~24:00 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | 有り(10台) |
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