瀬長島にオープンしたウミカジテラスが理想郷だった!

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前夜は本部大橋近くの石なぐで沖縄郷土料理を味わってから再び今帰仁村へと向かいましたが、本部半島を北上するにつれて街灯も激減してとにかく道が暗い暗い…。
相変わらずチェックイン時間を大幅に過ぎていたので急いで宿へと向かいましたが、ハイビームでなければ5メートル先も見えないほどで、これはこれでスリル満点なアトラクション?という具合で楽しめました。

そして、3日目も今帰仁からのスタートです。

長浜ビーチで朝食

長浜ビーチ近くのプライベートビーチまで徒歩1分!という謳い文句に惹かれて1日3組限定の宿に宿泊したんですが、翌朝、早速菓子パンを1つ持ってビーチへ向かってみると確かに海が♪
…ところが、岩肌がゴツゴツと剥き出していてわずかばかりの砂浜も漂流してきたゴミだらけ、地元のご夫婦が釣り竿を伸ばすのがやっとな足場でビーチと呼ぶには相当難がありました。。
写真でチェックしてあった長浜ビーチへ向かうために宿へ戻って宿主へ行き方を聞いてみると、車で約10分ほどの距離とのこと。チェックアウトを済ませ、ホワイトロードin長浜ビーチの看板を目印にしてサトウキビ畑を進んでいくと、ようやくイメージ通りの美しい長浜ビーチに到着することができました。

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長浜ビーチでは目前に広がる美しい景色を眺めながら風流に軽食を済ませ、波打ち際でヤドカリと戯れたりして過ごしました。

長浜ビーチは近くに宿泊施設はあっても駐車場がないため、現地人向けビーチという位置づけでしょうか。9時を過ぎたあたりからポツポツと地元民も現れ、素潜りしたり、子供はクロールの練習をしたり。今回訪れたビーチの中では最も美しく、浅瀬が続いていて魚も多く見られるようなので、なかなか理想的な環境でした。子供が泳げるようになったら改めて泳ぎ目的で訪れたいビーチです。

A&Wでブランチ

その後は伊計島の手前にある浜比嘉島を目指しつつ、ブランチのためA&W美里店へ立ち寄ることに。A&Wはいわゆるマックやロッテリアと言ったファストフード店の沖縄版。A&Wの代名詞ともいえるルートビアを味わうためにわざわざ朝食を軽めの菓子パンにし、はるばる移動してブランチにやってきたというわけ。(店舗は多数有り)
ルートビアと言ってもアルコールは含まれておらず、十数種類の薬草から作られた甘~い微炭酸飲料です。

実際に飲んでみると・・・
評判通りサロンパスの味!!
これはまさに罰ゲームとしか言いようがない。

これが店内飲食の場合は飲み放題になるというサービスっぷりなので、決して美味くはないがついつい2杯目もいただいてしまいました。このほか、カーリーフライというポテトがホクホクで実に美味しく、モッツァバーガーもどこか懐かしい雰囲気のハンバーガーで満足して店を後にすることができました◎

海中道路

腹を満たしたところで再び浜比嘉島へと車を走らせることに。
島手前の海中道路を通過したのが12時近くで干潮を迎えていたため、前回訪問した時のような淡いブルーの海の美しさはなく、海水が干上がってしまったために磯の香りが物凄くて、まるで別の場所に来たような感じでした。海中道路ではカメラをバッグから落として傷付けるという苦いアクシデントがありましたが、小休憩を挟んでから5分足らずで浜比嘉島へ。

浜比嘉島

前回の訪問ではビーチを眺める程度の時間しかなかったため、今回は万全を期して所要3時間。おかげで島を1周することができた♪と言いたいところですが、島の外周を進んでいくと一気に道が細くなってまさかの道途絶え。それでもアマミチューの墓などを散策して島景色を満喫することができました。

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浜比嘉島はとにかく穏やかな時間が流れていて居心地が良い。ビーチに行ってみたところやはり観光客はあまり見られず、地元民の大人たちは日陰でBBQをして、子供たちは海に入って遊ぶというパターンが目立ちました。今回は日本人よりも基地関係の在日外国人が多かったかな。
ここも内海で波はほぼ立たないので、子供を遊ばせるには最適。うちの子供もしばらくすると海への恐怖心が和らいだようで、足まで水に浸かってはペットボトルに水を入れて砂遊びを楽しんでくれてました。

瀬長島

ビーチでのんびり砂遊びを楽しむと、この日最後に向かったのは那覇空港の南に位置する瀬長島。瀬長島といえばヒコーキ撮影の名所という印象が強いですが、これに加えて1ヶ月前にはウミカジテラスという複合施設がオープン。ウミカジテラス内に入っているきじむなぁでオムタコライスをいただくのがここへ立ち寄った最大の目的でした。

ともあれ、まずはヒコーキ撮影をということで16時頃に現場に到着しましたが、意外にカメラを持った人はあまり見られなかった。。偶然でしょうか。
那覇空港は全国4位の過密空港。しかも滑走路1本という中での神憑り的な離着スケジュール。海の色こそ撮影時間を考慮する必要があるので今回はやむなしですが、4分に1本は着陸するといった具合に撮影機会も多く、持っていたイメージ構図で撮影できたので満足。

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次回は海の色が冴える時間帯も考慮してのんびり時間をかけて撮影旅行をしたいところ。もちろんその際は嘉手納基地にも1日滞在する予定。

ウミカジテラス

30分ほどで撮影を切り上げると、今度は島のちょうど反対側にあるウミカジテラスへ移動。ウミカジテラスはまるでアマルフィの街に来たかと錯覚するような雰囲気で、崖に佇む白い外壁の店舗がたくさん並んでいました。猫たちも悠然と寛いでます。。

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ここでも家族と別れてヒコーキ撮影に没頭。色々と歩いてポイントを探ってみましたが、高台から着陸ポイントがよく見えるのでヒコーキ撮影には最適そうです。

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夕食 きじむなぁ

撮影を終えて家族と合流すると、目的の店きじむなぁへ。
ウミカジテラスでは飲食店の外にいくつかテラス席が設置されていて、各専門店前のスペースであれば食事していいことになっています。場所の確保のためにきじむなぁの前で席を探していると、お隣のTryAirというフライトシミュレーター店の方がうちのテーブル使ってくれていいよと招いてくれました。

お言葉に甘えてイスに腰掛けると、あまりの風の心地よさに眠りについてしまいそうなほど快適!しかも夕方は夕焼けが美しく、夜になれば星も無数に瞬いている。さらには大きなエンジン音を聞きながら那覇空港を離発着する機体を見られると来たからヒコーキ好きにはたまらないスポットですね。
席のお礼にとキンキンに冷えたオリオンフリーをTryAirで1杯いただくと、あまりの雰囲気の良さにアルコールレスでも美味い!思わずもう一杯注文して、席料の割に逆に高く付いてしまった…。

オリオンフリーを持ってきてもらう間、TryAirのもう一人の方とヒコーキやカメラ、今回の沖縄旅行について色々と会話を交えてましたが、最後になってそこにいた2人がTryAirのオーナーとANAの現役パイロットだということが判明。なるほど、この安定した紳士感はパイロットだからだったのか…。
セントレアの構造だとか那覇空港に第二滑走路を建設する計画があることを知っていたのも後になって納得。別れ際に「何色の飛行機で?」と聞いてくるあたりが業界人っぽさを物語っていました。

きじむなぁは大人気だったようで、肝心のオムタコライスを食べる頃にはすっかり日も暮れていました。

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テラス席では何本かのたいまつに灯されながらの食事となりましたが、食事に視覚的要素って重要だな~と痛感。薄っすら食べ物の輪郭が見える程度の明かり中で食べたため、イマイチ美味いともマズイとも感想が持てない状況でした…。ここは今後に向けてもう少し改良して欲しい部分かな。

最大の目的だった食事の方は散々な結果でしたが、それでも現役パイロットと会話をする機会なんてのは滅多にないことと思われるので、そういう意味では貴重な時間を過ごせたことが大きな収穫でした。あとは心地よい沖縄の風を浴びながら絶景を眺められたことが最高の贅沢。リゾート気分で沖縄旅行最後の夜をゆったり満喫できたので、非常に思い出深い旅行となりました。

最終日はお気に入りの道の駅いとまんで食材を買い出しし、沖縄そばを食べつつレンタカーを返却して無事に3泊4日の旅程が終了。名古屋へ帰ったその日から、次なる沖縄旅行を画策しているのであった・・・。

コメント

  1. ありく より:

    ウミカジテラスすげーな!なんかギリシャみたいだぞ。。
    しかも現役のパイロット紳士と飛行機談義なんて
    なかなかないシチュエーションですなあ^^
    写真もどのカットも構図とか色とかきれいだし、
    ジンベエモデルの腹のコバンザメは小技利いてる。。
    今回は飛行機撮影もしっかり楽しめた旅行でしたな b

    浜比嘉島とか長浜ビーチは知らなかったけど良さそうなところだね。
    A&Wは食べたものから感想まで自分とそっくりで笑えたけど、
    きじむなぁはサワの紹介で食べに行ったのが懐かしい思い出ですわあ。
    沖縄はやっぱり定期的に行きたくなるのわかります!

    • SAWA より:

      ウミカジテラスは一言でいえば楽園。
      沖縄発ファッション店舗なんかも入ってたけど、個人的にはヒコーキだけ
      あれば十分だった。
      建物の向かいにはフサフサの芝生なんかもあって子連れにも良さそうだ◎
      しかも車を降りれば目の前で海釣りもできるという。。

      ジンベエ機の取り巻き再現度は高いね。
      名古屋じゃピンクジンベエは飛んでないから新鮮だったよ。
      超望遠構えて空見上げてれば上空を通過するのは見えるかもしれんが。。

      長浜ビーチはウッパマビーチの近くなんで雰囲気は似てるでしょうなぁ~。
      今回の沖縄旅行ではゴン太に会えなかったのだけが唯一心残りだわ。
      いつものメンバーで旅行行くとしたら沖縄かねぇ?
      信州山登り&BBQとシーズンがかぶってるのが悩ましいところ…。

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