『炭焼きレストランさわやか』のげんこつハンバーグは絶品！

万博時代にウワサには聞いていたさわやかのハンバーグ。静岡県民であれば知らない人はいないであろうこちらのお店ですが、長年の想いが叶ってようやく足を運ぶことができました。

今回は新東名のサービスエリアに立ち寄ることも目的の1つだったため、この条件で名古屋から一番近い浜北店へ。サービスエリアで涼みながらのんびりとさわやかを目指し、名古屋から走ること約2時間。浜松浜北インターを降りてひたすらバイパスを直進すると13時過ぎに現地に到着です。

外観

さわやかの周りには、はま寿司と和食さとが立ち並んでいますが、圧倒的にさわやか人気でした。こちらの駐車場は広くて優に30台は停められそうですが、店の外までお客が溢れている大盛況ぶり。平日とはいえ夏休みが影響してか、小さい子連れの団体客が目立ち、40分ほど待つとようやくテーブルに案内されました。

料理

さわやかの人気メニューといえば「げんこつハンバーグ」。
サイズは200gと250gから選べ、ソースもデミグラスソースとオニオンソースからいずれかをチョイスできます。昔ながらのコスチュームを着たパートのおばさま方が丁寧にメニューの説明をしてくれ、テキパキと料理を運んでくれます。なんだか幼少の頃にタイムスリップしたかのような空間でした。

ランチメニューはメインの「げんこつハンバーグ」に野菜コンソメスープとパンもしくはライス。これで900円ほどなのでかなりリーズナブル。静岡県内で28店舗かかえるチェーン店とのことでファミレス的な味を想像していましたが、これがなかなか本格的で混雑するのも納得。

げんこつハンバーグ before & after

ハンバーグはミディアムレアが標準的な焼き加減。この方が肉汁まで美味しくいただくことができるそう。実際に目の前で半分に切ってもらうと、予想以上のレア具合で若干の躊躇はあったものの、食べてみると一切臭みはなく、食感はハンバーグというよりもステーキ。
レアが得意でない人は注文時にしっかり焼いてもらうよう伝えた方がいいですね。ただし、これだけレアであっても噛み応えがしっかりしているため、これ以上焼くとカチカチになってしまう恐れが…。

今回、管理人はオニオンソースで注文しましたが、ソースがしっかり肉に馴染み若干味が濃かったものの美味しくいただきました。また、ハンバーグの影に隠れてしまいがちですが、ライスがもちもちしていて甘みもあり、非常に美味しい！レストランで食べたご飯がここまで美味しいと思ったのは初めてです。

ハンバーグはグラム数で言えばまだまだ食べられそうなものですが、この噛み応えゆえにお腹を空かせて行っても苦しさを感じるほどでした。女性であれば200gが適量かもしれない。。

これだけ人気のさわやかが他県に進出しないのは粗挽き肉の鮮度のためでしょうか。
間違いなくどこに行ってもお客の心を掴むことができるでしょうが、営利目的に走らない経営体質は好感が持てます。名古屋のメジャー店は手広く拡大して味が落ちる店ばかりですからね…。
それにしても思い立った時に食べられる静岡県在住の方々が羨ましい。。

総評

この価格でこの質を提供できるのはお見事！
名古屋でこれに匹敵するハンバーグを探そうと思うとヒッコリーの粗挽きハンバーグぐらいでしょうか。この半生肉の食べ応えのある食感は肉好きには堪らないです。
ハンバーグの塊をテーブルに持ってくると、店員がその場で半分にカットしてくれるプチパフォーマンス付きなので、子供連れのお客にも喜ばれそう。
ただし、厨房からテーブルまで運ばれる間に鉄板から油が飛び散るため、床はベトベトとして滑りやすいのでご注意を。。

※このレポートはあくまでも個人の主観によるものです。

店舗情報