サクラ咲く季節に国宝犬山城を散策

今年の桜を見る機会は最後になりそうだったので、気合を入れて早起きし、犬山の街を散策することにした。

犬山市内に到着したのがおおよそ８時過ぎ。
無料開放されていた駐車場には、数台目視できる程度の車の数で難なく駐車できた。かつて2度ほど訪れた際には、犬山祭も相まってもの凄い人の波に揉まれたものだが、今回は清々しい空気を感じながら散策することができた。

ふらふらと川沿いの桜を眺めて歩いていると、いつしか国宝犬山城の入場口へ吸い込まれていた。当初は、天守閣へ足を運ぼうとは毛頭考えていなかったが、この機会を逃せばしばらく登る機会はないだろうという言葉が脳裏をかすめ先へ進んでみることに。

入場口の門をくぐると、青い空に桜と城という日本的な美しい風景が出迎えてくれた。これだけでも入場した価値がある。幸いにも開場時間が9時だったらしく、まだ人もまばらな状態で風情を味わうことができた。
早起きは三文の徳！とはよく言ったものだ。
普段であれば布団の中で起きるべきか否か葛藤している時間だった。。

天守閣に登ると、見事な眺望が眼下に広がっていた。
何気に管理人は初めて犬山城に登ったのだと悟った瞬間でもあった。
名鉄犬山ホテルの敷地に広がる桜は満開で、ひと際存在感を放っていた。

城を下った後には小腹も空いていたので、城下町でたこ焼きを頬張り、再びメインスポットとなる木曽川沿いを散策することにしたのだが、さすがに12時手前となると人の行き交いも激しい・・・。
メインスポットを後回しにしたことに若干の後悔を抱きつつも、整備された遊歩道を気持ちよく歩きながら犬山城を望んだ一枚。

13時を回る頃にはさすがに足の疲労も限界に達してきたため、ここらで犬山の街を後にすることとした。

犬山は桜の似合う街並み。
そんな印象を持っている管理人だが、機会があればまた違った季節にも再訪してみたい。

昼食へ向かう途中に思わず立ち寄ったスポット

仲睦まじい鴨の集団に遭遇