せともの祭で花火鑑賞

花火
花火
この記事は約2分で読めます。

諸説あって毎年必ず雨が降る『せともの祭』だが、今年は珍しく2日とも快晴に恵まれた。
せともの祭は管理人が幼少の頃から最も慣れ親しんだ祭りで、陶器には全く目もくれず”さめつり”や”射的”なんかをしていた頃が懐かしい。

昨年からなかなか予定に恵まれず花火を見る機会が無かったので、この日こそは夏の風物詩を味わおうと1ヶ月前から意気込んで予定を空けておいた格好だ。

瀬戸の町立派な垣根

さて、実家から会場へは車で10分ほどの距離になるので、16時を過ぎたあたりから無料開放されている窯神グラウンドの駐車場へと向かった。駐車を終えるとまずはメインとなるパルティ瀬戸から深川神社あたりまで陶器を眺め、末広商店街や銀座商店街を見て回った。

実は今年の4月にも商店街巡りをしていたのだが、その時とは比べ物にならないほど活気に満ちた商店街の姿がそこには存在し、遠い昔の記憶とも重なって嬉しい気分になれた。

金魚への執念幻想への誘い

約2時間ほど会場を巡ってから軽く腹ごしらえをし、花火撮影のためのポイント探しへ。

待ちわびて…投射夜市

今回は一人行動でなかったこともあって、フットワークが鈍ってしまったのが計算外だった。まともに撮影ポイントを探せないまま空は黒く染まり、19:10から40分間の花火がスタート。
木の枝やら電線やら光源に妨害されながら初めての花火撮影に挑んだが、求める背景や狙い通りの花火の表現には至らず…。改めて夜の撮影は難しいと痛感した。

花火1花火2花火3

撮影の合間には近隣住人の方が虫除けスプレーを貸してくれるというシーンも。確かに草が生い茂っていて蚊が飛んでいる気配は幾度となく感じられた。だが、自分は蚊も寄り付かないほど血が不味いらしく、日本一デング熱に感染にしくい体と自負するほど。

それはさておき、今のご時勢でこういった人情に触れられるのは心が温まる。実家周辺もそうだが、ご近所付き合いの多い地域には今も助け合い精神が根付いているんだろう。

と同時に、この時は専ら写真という目に見えるものを一心に求め続けていたわけで、逆に目に見えない大切なものも存在するんだということを不意に突きつけられたような気がして衝撃を受けずにはいられなかった。

花火4花火5

身近な瀬戸で心温まりつつ、秋目前でようやく夏らしさを味わうことができた。
秋になれば気候も穏やかになるので写真活動も機会が増えるだろう。季節感をテーマにこれからも一歩ずつ精進していきたい。

コメント

SAWALabの更新をチェック

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
更新情報はこちらから