9月5日。
久々に晴れそうな予報だったのでセントレアに行ってきました!
今回は8:00前に現地入りしてセントレアを後にしたのが20:30頃。滞在時間は実に13時間。
さすがにここまで張り込んでる人はいなくて、朝の国際線ラッシュ狙いか夕方の離発着ラッシュ狙い、三脚立てて夜のエプロン駐機狙いの3パターンな感じ。昼時の便数の少ない時間帯は子供連れや団体の観光客が多く、薄暗くなるにつれカップルが目立ってくる印象でした。
午前の部
スカイデッキ麓
さて、この日の午前中は予報通り晴れ。
初めは次々とエアボーンしていくヒコーキをスカイデッキの麓から。
ところがデッキ上部に軌道を描くのはせいぜい機体の軽いヒコーキだったので、朝のラッシュを無駄にしないようデッキ先端へ移動することに。
スカイデッキ先端
この時間帯は北向き侵入、つまりランウェイ36運用だったため、デッキの北側で離陸撮影を行うカメラマンが多く、やはり一瞬空いたスペースに食い込んでいく心意気がないと良いポジションは確保できない。これはセントレアの構造上の宿命かな…それでもどうにか国際線のヒコーキをパシャパシャと撮影。
国際便
国内便
もちろん朝は国内線も次々とフライトしていきます。
Boeing787
この日、自分が見た中で唯一のB787機(ドリームライナー除く)。飛行中に見る主翼の反りの美しさが特徴的で他の機体とは一線を画す。
空港の隅っこにはボーイング社より寄贈されたB787ドリームライナー1号機が格納庫も持たず吹きっさらしにされてました。うーん…いきなり寄贈されても困っちゃうって感じ?
ヒコーキの動きが鈍くなる13:00前にはデッキを戻りつつ一旦退散することにしました。
午後の部
臨時駐車場付近
軽食を済ませると、今度は臨時駐車場や飛行機の見える丘公園に向かって誰もいない空港を満喫することにしました。
ところが、B787ドリームライナー1号機を独り占めしていると、セグウェイ集団が猛スピードでこちらへ移動してくるではないかっ!!そういえばここってツアーの経路に含まれてたっけ…。
一人だけ場違い感漂う微妙な空気の中、思わぬ形でボーイング787の生産性云々の解説を聞くことができてちょっと得した気分を味わうことができました。
この頃には風向きも変わってランウェイ18運用になっていたので、テイクオフするヒコーキがちょうど目の前を通過する格好に。
それでもあまりに離発着する便数が少なく、アシアナのカーゴ便を写真に収めて再び休憩を取ってスカイデッキへ戻ることにしました。
スカイデッキ先端
午後からは曇り空が広がりヒコーキ映えしない残念な空色でした。セントレアの醍醐味ともいえる夕日とのショットも実現できずやや不完全燃焼に。
代わりに時折見せる日の光と海面反射を背景にパシャっと。
そうそう、夕方には予備で持っているはずのSDカードがバッグに入ってないことに気づき、ひたすら節約のJPEG撮り。。正直、作品応募なんかする人でない限りRAWを保存する意味はないような気もするけど、普段撮る分には16GBあれば十分なのでフルで保存しちゃってる。
今回も連射なし2台体制で合計1000枚オーバー…。無駄なショットが増えるとデータ整理が大変だわ(´д`;)
夕暮れ時
さてさて、宵の頃にはバードストライクが発生してデッキ上では一時騒然としてましたが、個人的に空港に一番魅力を感じる時間帯なので撮影に集中しておりました。
ここまで暗くなると手持ちはなかなか厳しい…F2.8あたりのレンズ使うと劇的に撮りやすくなるものなんかしら?
20時近くになるとナガシマスパーランドの花火も上がり、小さいながらエプロンに駐機中のヒコーキと絡めることができました。
おわりに
羽田空港撮影を経験してしまったせいか、滑走路に対してT字に伸びるスカイデッキのワイヤー越し撮影のしにくさと人の密集具合に撮影へのモチベーションがイマイチ上がりませんでした。
また、同じ場所からだとどうしてもワンパターンな画になってしまうので、そういう意味では空港外の撮影ポイント開拓は今後の課題かもしれない。
とはいえ、やはり100-400mmIIの重量感と口径の太さはキットの55-250mmと比べると安定させるのは難しいので、ブレショットや構図ズレが頻発。
さすがに10時間以上構えてると握力も無くなってくるし、翌日には腕が筋肉痛でパンパンに腫れてしまったりで、普段から体のメンテナンスをするのは重要だと痛感。まだまだ空港で修練する必要がありそうです。
それから今回はワイヤーによるレンズの傷付き防止にテープではなくリストバンドを巻いてる人が散見されました。これは今後参考にしたいところ。
100-400mmIIを買ってからは初めてのセントレア撮影でしたが、kiss X5だろうが6Dだろうが、ディテールが潰れずにちゃんと残るので、そういう意味ではいい写真を記録できたかなと思います。
次回は空が澄んでる冬場にチャレンジしたいところ。寒さとの戦いもヒコーキ撮影には付き物ですね。
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