11月後半の3連休最終日。
この日はかねてから計画していた揖斐方面の紅葉撮りへ、妻とその友人と3人で向かいました。前日は岐阜基地の航空祭ともあって、一宮JCT付近は大渋滞になっていたかもしれませんが、この日は渋滞の気配もなく岐阜羽島まで走行。
あまりの快調っぷりにランチの時間に悩んでしまうほどでした。
ここまで来てマック(マクドナルド)難民になりつつ、右往左往した末にモスで食事を済ませると、第一目的の揖斐峡へ。
揖斐峡
ナビの示す紅葉マークを目印にトンネル手前をふいっと入ると、そこは片側通行しかできなさそうな崖道。。引き返したくなるような心許ない山道と紅葉感の無さでしたが、林の隙間から時折顔をのぞかせる美しい景色を目にしてこの場所で間違いないと悟りました。
今さらながら今年は茶臼山に続いて山肌のまだらな紅葉が多いな~と思いつつ、青い空とグリーンの川面に映える深紅の橋に心を奪われてしばし見惚れていました。
細い道を抜けた先の乙原交差点にある揖斐峡レディース販売所では、地の野菜やおばちゃん達の手作りご飯が販売されています。ここで素朴な五平餅を食べながら小休憩しつつ、次なる目的地、両界山横蔵寺へ向かうことに。
両界山横蔵寺
横蔵寺へは乙原トンネルを抜けて10分程の距離。現地に到着すると、どこから来た!?って思うほどの観光バスと観光客の多さに驚きを覚えました。
横蔵寺と言えばミイラが祀られている寺として有名で、その起源は明治時代まで遡る。最澄によって創建された寺院でもあり、比叡山延暦寺とも縁が深いようです。
そんな歴史はいざ知らず、紅葉目的で写真を撮っていたわけですが、予想を反する人の多さにじっくり撮影する間もなく、一通り敷地内を回ったところで引き返すことに。
それでもやはり紅葉の美しさは目を見張るものがありました。
美濃赤坂駅
少しやりきれない思いを残したこともあって、せっかく近くまで来たのでと、鉄道旅の計画で少し調べていた美濃赤坂駅まで立ち寄ってもらうことに。
美濃赤坂駅は大垣駅との間を結ぶ東海道本線の支線で、1時間に1~2本のワンマン電車が行き来するほか、近くの金生山から産出した石灰石を運搬する貨物列車が発着する駅。もちろん無人駅。
今ではなかなかお目にかかることのできない木造の駅舎が、映画に出てきそうな雰囲気を漂わせていて面白いスポットです。
おわりに
今回はイメージしていた以上に渋い撮影旅になりましたが、後になればなるほど味が出てくる不思議なスポットです。知らない土地を色々と開拓できていい勉強になりました。自分の行きたい所ばかりへ車を走らせてくれた妻の友人にも感謝!
秋も終わっていよいよ本格的な冬が到来。足が鈍るのは間違いないが、次なる標的を探すのも簡単ではなさそう。冬はテーマ選びが難しい…
アクセス
住 所 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原1160 |
電話番号 | 0585-22-2111(揖斐川町商工観光課) |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定 休 日 | 年中無休 |
料 金 | 無料(但し、宝物殿とミイラ堂は大人300円、小中学生200円、幼児100円) |
アクセス | 公共交通機関:JR東海道本線「大垣駅」から樽見鉄道「谷汲口駅」下車→揖斐川町コミュニティバス(名阪近鉄バス)谷汲行き「谷汲山」下車→揖斐川町コミュニティバス(名阪近鉄バス)横蔵線終点下車すぐ |
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