新緑の海上の森でリフレッシュ!

森林
森林
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5月5日はGWの人混みを避けるように久方ぶりに海上の森を訪れた。
グリーンロード沿いを車で走り抜けて現地へ向かったが、道中の東山動物園やモリコロパーク付近では駐車場に入るための渋滞が発生。ここを通過する身としては非常に迷惑な交通事情となっていたわけだが、瀬戸街道や瀬港線を走ったところでこの時期はどこも大差ないんだろう。

 

海上の森の駐車場に到着したのが10時ちょうど。
さすがのGWともあって過去3度ほど訪れた中では最も車両の数が多かったが、それでも他のスポットに比べればほぼ人はいないに等しい状況。
前日には雨が降ったこともあって、空気中の塵はなく青空が澄み渡り、樹木の濡れた薫りやウグイスの鳴き声が心の奥底まで浄化してくれるような心地がした。

駐車場から海上の里へ行くまでは坂を上っていくこと約15分。
その間も被写体になるものは多数存在した。

朝露

緑絨毯

自然の恵み

シャカ

木々の枝から忍者の如く垂れ下がる無数のシャクトリムシが非常に厄介な存在だったが、服に付着しながらも振り払い続けて何とか海上の里に到着。

海上の里

鳥除けブー太郎

そのまま山奥へと進み、瀬戸の上高地とも評される海上池へと向かった。
里から池までは歩いて10分ほど。道が平坦なのでこちらはまだ歩きやすい。

shiny

another world

海上池に到着すると、大学生らしき2人と三脚でどっしりと構えた60代前後の2人が本気の撮影を行っていた。
予想外の盛況ぶりに驚きつつ、しばらくカメラを構えていると、本気撮りしていたうちの一人が100-400IIを試してみたいとのこと。快くカメラを貸し出すと、その日撮った写真で気に入ったシーンを再現してくれた。
写真というのはどれが正解という答えがなく、人それぞれの視点・世界観が表現されて面白いなと感じる一幕であった。
雲の位置、湖面の波立ち、陽光の差し具合等、こだわりの1枚を撮るために何時間も狙い続けるあたりは見事な上級撮影術だなと、先人の言葉の中に潜むヒントをしっかりと学ばせていただいた。

海上池

海上池2

朽ち木

新緑の池

しばらくすると子供たちが現れ、石投げをして水切りを楽しみ始めたのでその場を後にし、来た道を戻って里の休憩所で昼食をとることに。
その後は初めて物見山方面へ足を延ばしてみた。

道中では池に住むカメや今ではあまり見かけなくなったカナヘビをはじめとして、様々なトンボやチョウが見られて何だか幼少時代を彷彿とさせた。
実際には、当時は昆虫よりも白球ばかり追いかけていたわけだが。
さらには体長1mはあるであろうマムシもゾロゾロと足早に逃げるように側溝を這っていた…。

池の主

カナヘビ

オオカワトンボ

シオヤトンボ

オオカワトンボ

コミスジ

オオカワトンボ

休憩所からゆっくり山を登って40分ほど経過しただろうか。
途中で鳥と植物に詳しいおじさんが色々とまた先人の知恵を伝授してくれる場面もあったが、最後の階段をずんずん上り進むと物見山の山頂に到着。

山の頂へ

物見山山頂

遠くを見渡せば名駅や名古屋ドーム、ザ・シーン城北などが視界に入り、眼下には愛知環状鉄道の線路が良い具合にS字を描いていた。
全く期待はしていなかったのだが、この時期にしては視界もクリアで十分楽しめる結果となった。時期を選びそうだが、タイミングを計らいながら飛行機や鉄道を絡めるのも面白いかもしれない。これはまた今後の課題に。

瀬戸の風景

名古屋駅方面

瀬戸の動脈

帰り道はほとんどカメラを構えることなくひたすら下山するのみ。
池のカメが増殖していたので思わず撮ってしまったぐらいか…。

池の主 with family

約20分ほどで里の休憩所に戻り、軒先を吹き抜ける涼しい風に当たりながら、慣れない山道で溜まった疲れを取り払って再び駐車場へと歩き出した。

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