高山~下呂温泉郷を辿る

岐阜
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台風9号の影響で沖縄行きがキャンセルになったため、取得した休暇を利用して代わりに近場の下呂まで旅行ムードを静めに行ってきました。
往路は東海北陸道もスムーズに流れていて、今年の春に荘川桜を見に行った時は何だったんだと発狂したくなりますが、交通量が違えば車線減少もあったりなのでしょうがないですね。

ゆっくり名古屋を出発して高山に到着したのがお昼時。
高山と言えば高山ラーメンでしょ!ってことで、以前にもお邪魔したことのあるつづみそばに伺いました。

つづみそば
こちらがメニュー。

メニュー

つづみの中華そばは非常にシンプルな醤油味。

大盛中華

それでも醤油辛さは一切なく、野菜をしっかり煮込んだスープがブレンドされているんでしょうか、甘みがしっかり溶け出していて、相乗効果でチャーシューの脂身までも甘みが引き出されています。
シンプルがゆえに味の濃さではごまかせない奥深さがあるんですね。
これぐらいさっぱりしていれば、食べ歩きもまだまだ余裕でできちゃいます。

 

平日の昼時とあってか、さんまちはまだ人が溢れ返るほどではなく、子供を連れてぶらぶらと散策するには好都合でした。

さんまち

高山風景

IMG_3267.jpg

古い町並みにはこういった夏らしい光景もとても良く似合います。

涼風

夏の音

麩まんじゅう

シンボル的な赤い橋から町並みを引き返す頃には、観光バスのラッシュで一気に昼食を終えた人達の波が押し寄せてきましたが、先に十分に風情を味わうことができたので入れ違うように下呂へと足を伸ばしました。

活気のあるさんまち

 

翌日は下呂温泉郷巡りということで、初めに立ち寄ったのが「かえる神社」。

加恵瑠大明神

平成22年に建立されたそうで、決して御利益があるとは思えない何とも怪しげな大明神に挨拶しつつ、随所に散りばめられたかえるのフォルムを探して終了。
ちなみにお賽銭を入れると大明神のお告げがどこからともなく聞こえてくる。。

かえる神社

ここにもカエル

その後、近くのお土産屋に立ち寄ると、入口で経理処理をしていたお母さんがやってきて子供をえらく可愛がってくれました。ちょうど同じくらいの歳のお孫さんがいるとのことで、最後には店の商品(キーホルダー)の値札をブチっとちぎって子供のカバンに付けてくれました。

平日とあってかやや寂れた雰囲気の漂う下呂の町で、こういった人情に触れると応援してあげたい気持ちが込み上げてきます。
無事に帰るという意味合いを込めて建立された「かえる神社」は、ひょっとすると「また下呂にカエル」という町民の想いも詰まっているのかもしれません。

 

その後も温泉寺や町の中央を流れる飛騨川を眺めつつ、のんびり足湯に浸かって家路へ。

釣師

帰りは飛騨川沿いをずんずん下っていきましたが、ここで運命的な出来事が。
偶然、路肩に寄せて高山本線の車両を撮影したポイントが、今から3年前にワイドビューひだ3号から撮った車窓風景と全く同じポイントだったのです。
全くノーマークで各々の視点からシャッターを押すなんて面白いでしょ?

今回

グリーン車

3年前

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