ハワイ滞在5日目。
この日は午前の便でハワイ島へ移動して観光を楽しみました。
朝支度
スーツケースは事前に空港へ運ぶから、早朝に部屋の外へ出しておくようにと言われていたので、起床は6時前、眠い目を擦りながら身支度を整えてスーツケースを廊下へセット。
最終日は朝6:30から営業しているクリームポットでパンケーキを食べようかと目論んでいましたが、ザ・ベランダでの朝食券が最終日も付いていたので今回の旅では持ち越し。
モアナでの最後の朝食を存分に味わい、名残惜しくもホテルをチェックアウト。JALパックの送迎バスでホノルル空港へ出発です。
ホノルル空港~コナ空港
ホノルル空港からコナ空港までは1時間もかからないほどで、あっという間のフライト。コナ空港に降り立ったのは10時頃だったと思います。
税関手続きを済ませ、先の便で到着していた荷物の元へ。すると、妻が悲鳴を上げている。
振り返ってみると、スーツケースの鍵が無残なまでに粉々に破壊されていました。
アメリカ国内の移動だったため少々油断してしまったか。。
自分もその点全く意識がなかったが、TSAロックのためかろうじてセーフでした。
荷物の元にはJALパックのオプショナルツアーのガイドさんがいたので、2人はそのまま車に乗り込み、ハワイ島の観光を開始しました。そのガイドさんは山本晋也に似た風貌で喋りも達者。
現在はハワイ島に移住して生活しているらしい。
ハワイ島観光
空港を出るとすぐさまその景色にハッと驚く。
ハワイ島はオアフ島とは全く景色が違ってハワイの原風景が広がっており、ハイビスカスやパームツリーといった植物たちの鮮やかな原色が心を躍らせてくれます。
移動中、移ろう町並みを眺めていると、どの家庭にも大きなガレージが設置されていたのでガイドさんに聞いてみたところ、この辺りはマグロのトローリングが盛んなんだとか。
各家庭に船を格納できるスペースがあるとはなんと豪勢な…ハワイでアヒ(マグロ)料理が多いのも納得ですね。
ドトール農園(マウカメドウズ)
しばらく車を走らせてもらって斜面を登っていくと、第一の目的地となるドトール農園(マウカメドウズ)に到着。
コーヒー農園の見学ということで参加しましたが、実際に園内を歩いてみると、コーヒーだけでなく様々な植物や果物も栽培されていました。
実際にスターフルーツやコーヒー豆なども見せてもらいましたが、採れたてのグァバは程よい酸味があって美味しかった!
この他にもマカダミアナッツの実を木から収穫して殻を割ってもらい、採れたてのナッツを食べるなど、貴重な体験ができました。
そうこうしながら園内を回りつつ、坂を一番下まで下っていくと、そこにはこの世とは思えない圧巻な景色が待っていました。
グリーンの芝に淡い水色の噴水の先には空と海の深い青。
水平線の彼方まで見渡せる光景に、山の頂から降り注ぐ爽やかで心地のよい風。
ここが天国なのかと錯覚してしまうほどの居心地の良いスポットでした。
写真では雲がかかってしまいましたが、この辺りは山と風向きの影響で特に天候が変わりやすくて午後になれば雨が降ってくることも多いそうな。
我々はこの景色を2人で独占しながら、提供されたマラサダとコナコーヒーをいただく。
現地の方に差し出されたバナナも目が丸くなるほど美味しく、思わず房からもう1本ちぎっておかわりをいただきました…。
ちなみに休憩所の隣に置かれたこちらの機械が豆をローストするマシーン。
カイルア コナ
ひと通り園内を巡回すると、次の目的地となるカイルア・コナへ。
コナ・イン・ショッピング・ヴィレッジに到着すると、「昼休みにするのでこの辺りで食事を摂るなりして1時間後にここで集合しましょう。」とガイドさんに言われ、彼はその場を去っていった…。
未知の地に取り残された2人は、とりあえず現地調査も兼ねて散策を開始したのだが、レストランと言ってもそれほど目ぼしいものは見当たらず、モクアイカウア教会を外から眺めたり、近くで開催されていたファーマーズ・マーケットで買い物をしたりして過ごしました。
結局昼食は摂らず、しばらくして彼が戻ってきたので車で朝来た道を引き返し、さらにコナ空港も通過してひたすら北上開始。町や空港を少し離れれば、すぐさま見渡す限りに岩石が荒々しく剥き出しとなった大地に豹変し、延々と続くその景色がキラウエア火山噴火の壮大さを物語っています。
その風景とガイドさんの声に眠気を誘われつつ40分ほど走ってもらうと、ハワイ島での宿泊先となるマウナラニ・ベイ・ホテルに到着しました。
マウナラニ ベイ ホテル
ガイドさんに荷物をフロントへ運んでもらうと、どうやら日本人対応の担当は休暇で不在らしいと知らされ、その後10分ほど待たされる羽目に。。
さすがにここまで来るとあまり日本語は通じないようです。結局、英語でひたすらホテルの説明を受けてチェックイン完了。何となく言ってることは分かったが、なぜこの日に限って担当者がいない…!
部屋に案内されると、目の前には見渡す限りにグリーンな大地。
先ほどのマグマの冷え固まった大地とは全く異なり、リゾート地ならではの景色が待っていました。
そしてテーブルにはウェルカムワイン♪ゆったりした空気が心を和ませてくれます。
チェックイン時の説明でスーパー等を利用する場合のワゴンサービスの案内があったので、早速行ってみることに。フロントでしばらく待っているとワゴン車が到着。ものの3分足らずで目的のスーパーに到着しました。
敷地内にあるということは宿泊客用?とはいえかなりの品揃えで、生活用品なんかも売っていました。ここで一番衝撃だったのがビール。見たこともない750ml缶のビールがたくさん売られている!さすがアメリカ!!
夕飯用に万博時代によく飲んでいたFOSTER’Sのビールとフライドチキン、Lay’sのチップスを仕入れて店を後にしました。この一角には他にも服を売っている店やレストラン・時計屋・スムージー屋なんかもありました。
さすがにこれまでの旅の疲労が蓄積していたため、そこまで見て回る余裕もなく、我々は部屋に戻ってしばしうたた寝。昼ご飯を食べていないことさえ忘れていました。
体力の回復をはかったところで軽く施設内の散策を終え、ベランダのテーブルで素敵な夕焼けを眺めながら昼夜兼用の早めの夕食を。ウェルカムワインで乾杯しつつ、フライドチキンとチップスといういかにも体に悪そうな組み合わせで(笑)
ほろ酔いとなったところで、20時頃には就寝。
翌朝2時半出発のマウナケア星空観測&サンライズに備えます!
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