今日は訳あって会社を休み、お昼に千種豊月へ行ってきました。千種豊月といえば名古屋の蕎麦屋では老舗的存在。
今でこそ見かけなくなったものの、私が中学生時代の頃にはCMがよく流れていて、見るたびにあの美味しそうな”かき揚げ”を一度食べてみたい!と切に願ったものである。(蕎麦ではなく…)
以来、十数年あまりの時を経て、遂に念願の時がやってきたのであった…。
外観
お店に到着したのが11時過ぎ。
駐車場は15台前後停めれるスペースもあって広いのだけど、一般道路から1本路地に入ったわりと細めな道に面していたため、初めは迷いながらもスルー。工事中につき通行不可というトラップも張り巡らされ、ぐる~っと1周する羽目に。
店内
店に入ると、さすがに平日ともあって客足は少なく2組目。大勢のパートのおばちゃま方が待機していて、注文が終わるまではひたすら背中に穴が開くほどの視線を感じて落ち着かなかった。。
自分は問答無用で名物の天せいろを、家族は地獄そばを注文しました。一角では蕎麦打ちスペースで職人さんが仕込みをしており、トンットンッ…とリズム良く蕎麦を切る音が店内に鳴り響いている。
料理
10分ほど待つと、料理が一斉にテーブルのもとへ運ばれてきました。白く細切りで上品な更科蕎麦に香ばしい香りのかき揚げ。
早速、蕎麦をいただいたところ、コシはしっかりして喉越しはいいけれど、香りはあまり感じられない。汁に甘味はなく、ダシ感もないといったシンプルな印象を受けました。
続いて香ばしい匂いを漂わせているかき揚げに手を付けてみると、きめ細かい衣がサクサクッと解けました。大きなエビがゴロゴロ入り、他にもシイタケ・イカ・みつばがギッシリ詰まっている。食べてみると、舌に油を全く感じさせることなくサクッとした触感で軽い。
これは旨い!
ゆっくり味わったつもりだったけれど、10分足らずで2枚完食。一般男性ならば最低でも3枚は食べないとお腹は満足しないかもしれません。
その後、地獄そばも少しいただいてみましたが、元々細い更科蕎麦を釜茹でにしているため、噛む必要もないほど柔らかい蕎麦に仕上がっていて、個人的には理解できないレベル。。
食事を終えて12:00をまわる頃には店内はほぼ満席。土地柄のせいか、客層はお年寄り8割、サラリーマン2割といった感じで我々は完全に浮いた存在になっていました。土日であればまた客層も変わるかもしれません。
総評
かつては蕎麦屋の代表格となる存在だったかもしれませんが、今となっては美味しい蕎麦屋もたくさんあるのでやや拍子抜けでした。あるいは期待に胸を膨らませすぎていたのかもしれません。
全くもって蕎麦を食べたという満足感には至らず。(量も少なめでコスパは非常に悪い)
私は粗挽きでザラッとした食感の太麺、いわゆる田舎蕎麦が好きなので、更科系の蕎麦が好きな人はまた違った感想を持つかもしれません。
また、汁についても特段工夫を感じず、もう少し魚介のダシを効かせてほしかったかな。ただし、かき揚げについてはこれまで食べたものの中で一番軽くて美味しかったです!
※このレポートはあくまでも個人の主観によるものです。
店舗情報
TEL | 052-771-3588 |
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住所 | 愛知県名古屋市千種区豊年町15-19 |
営業時間 | (昼)11:00~15:00 (夜)17:00~20:00 (日祝日)11:00~20:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | 有り(多数) |
コメント
ついに来たかグルメ編!
いい蕎麦って香りはあんまりしないんだってね。
うちもどちらかといえば田舎系のほうが好きかなあ。
田舎出身だけに。。。いや、今はオサレ都市なのか。。
今後も期待していますよ♪
激励サンクス!
関東圏はやはり更科系が多いかな?
今まで食べた中で一番旨いって思ったのは越前蕎麦の店だった。
鯖江ICから山奥へ30~40分ほど走ったところ・・・
是非また機会があればじっくりと味わいに行きたい。