今年の桜は鑑賞時期が難しい。
今週末は雨という予報もあり、咲き始めではあったが先週の29日に近場の桜スポットを回ることにした。
まず初めに向かったのが山崎川。
最もメジャーなのは瑞穂運動場西駅から東へ向かい川に当たったらそのまま北上するルートだが、10時過ぎと時間に余裕があったので新瑞橋まで移動し、そこから瑞穂区役所までの区間を歩いてみた。
川沿いに到着すると、早速2羽のカモとカメが出迎えてくれた。
カモはなぜだか縮こまっていて愛想を振ってくれなかったが、曇天模様ながら寒さを感じるほどではなかった。
地下鉄の駅にして2区間を歩いてみたところ、運動場西あたりは7分咲き、そのほかは4部咲き程度で同じ川沿いでも見事に開花状況が異なっていた。
軽い偵察の気持ちも混じっていたが、何と言っても山崎川の見どころは夜のライトアップ。体力に余裕があれば夜に改めて立ち寄ることにし、閑散とした山崎川は早々に切り上げることにした。
続いて向かった先は、毎年桜の開花が早い鶴舞公園。
と、その前に空腹を満たすために飲食店を探すも土地勘のない場所では店探しも一苦労。結局、鶴舞を通り越して上前津で腹を満たし、午後から気を取り直して賑やかな鶴舞公園へ向かった。
鶴舞公園は午前中の山崎川とは対称的にさすがの盛況ぶりで、昼間から所狭しと敷き詰められたブルーのレジャーシートが茶色い大地を覆い隠す様は見事だった。楽しそうに宴会をしている人々に混じって酒を飲みたい気分を押し殺し、ほぼ満開を迎えていた桜を存分に楽しんだ。
また、同日の鶴舞公園ではコスプレイベントが開催されていたらしく、アニメのキャラクターに扮した大勢のコスプレイヤーと一般の花見客が入り混じる様子は何とも異様な空間に映った。
当然そちら専門のカメラマンも多数足を運んでいてレフ板など利用してあちこちで撮影会を行っていたが、一体この世界はどのようなルールで撮影に至るのか全く未知な世界にある意味好奇心をくすぐった。
16時を過ぎると疲労も蓄積してきたため、一旦自宅へ引き上げ、夕食と小休憩を交えてから再び夜の山崎川へと駆り出した。
瑞穂運動場西駅を降りると外は小雨が降り始めていて、コンディションはいまいち。早足で目的のかなえ橋へ向かい、21時で終了してしまうライトアップの15分前になんとか滑り込み。
桜こそ満開でなくとも、ライトアップされているとそれなりに咲いているように見えてしまうのが素晴らしい(笑)
ここでようやくEOS 6Dの最大の特徴である高感度を試すことができた。
ISO3200で手持ち撮影。手ブレもノイズも少なくてkissX5と比べても雲泥の差。三脚なしでもサクッと撮影できるのは爽快!
さて、6DとLレンズは防滴にも対応しているものの、物理的に長時間撮影はよろしくないので撮影は手短に済ませ、ライトが落とされたところで退散することにした。
今週末は五条川とその他諸々のスポットを回る予定なので、そちらについても酔い潰れていなければ後日報告したい。
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