前回記事の『東山動植物園で春を感じる』に引き続き、東山動植物園を出たのが15時半頃。
このところ日が沈むのが遅くなってきたこともあって、ふらっと自宅まで歩いてみることにした。もちろん最大の目的は身体に付いた余分な肉を減らすためだが…。30歳を過ぎると基礎代謝が落ちるというのは本当らしい。
広小路通沿いをひたすら西の方向に足を進めていくと、車中からはただ交通量が多いだけの印象だったストリートも様々な建物が見えてきたりして面白い。
脇道へふっと目を遣ると、その先には風情のありそうな神社が見えたので、当てもなく立ち寄ってみることに。車であれば気づくことすらなかっただろう…。
城山八幡宮
尾張旭の城山公園を訪れたのはまだ記憶に新しいが、何かの縁なのか、こちらの神社は城山八幡宮と呼ばれているようだった。(実際には何の関係もない)
祝日の夕どきながら、続々と参拝者(特に女性)がやってくるという大盛況ぶりが気になったので自宅に帰ってからその所以を調べてみたところ、厄除けや交通安全祈願はもとより、恋の三社めぐりスポットの1つと位置づけられているそうな。
なるほど、疑問解決。心なしか狛犬もお洒落をしているように見えてくる。
そのまま裏から丘を下り、今度は谷口方面へ北上開始。
『London Cupcakes』という外観がピンク色で可愛らしい店舗が視界に入る。私は甘党ではないのでそのまま素通りしたが、外から店内を眺めたところ、おそらく店名のとおりイギリス出身であろう金髪のお姉ちゃんが経営してるようだった。
しかし海外スイーツとあって相当甘いんだろうなぁ…。このところカメラ記事が続いているので、そろそろグルメ記事も書かねばとふと気づく。
上野天満宮
さて、日泰寺を通過して次に行き着いた先が、受験生にはおなじみの上野天満宮。菅原道真公の御神霊を祀ったとされることが起源となり、無病息災や合格祈願の御利益を求めて訪れる参拝者も多い。
こちらのウリは何と言っても人形のおみくじ。
道真公をかたどった人形がなんとも可愛らしく、ゆるキャラに通ずるものがあって商売上手だなと感心。縁起担ぎでそのまま置いていく人もいれば持ち帰って合格したら返しに来る人もいるそうな。
中にはそれちゃうやろ!とツッコミたくなるような人形も…
拝殿には今年の厄年年表といった看板も掲げられ、あまり縁起を担ぐタイプではない身としても、こんなものを見せつけられたらお祓いを受けなきゃいけないんじゃないかと、つい弱気になってしまった。果たして10年後にはお世話になっているんだろうか。
話は戻るが、高牟神社には何度か訪問したことがあるので、今回お邪魔した城山八幡宮を加えると、恋の三社巡りコースで残すところは山田天満宮のみ。全く意図していなかったものの、恋愛成就まであと一歩!
というところで夕暮れどきの冷たい風に精魂疲れ果て、この日は家路を急ぐことにした。
せっかく2社回ったのだから、行かない理由はどこにもない。
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