今回は管理人の故郷である瀬戸市にあるカフェをご紹介。
尾張瀬戸駅を左手に見ながら瀬戸川沿いを直進し、東古瀬戸町の交差点を右折して走ること2~3分。右手の小さな東明公民館を越えると、歩道橋のすぐ横に『PuPu Cafe』があります。東海環状自動車道からであれば、瀬戸赤津ICを降りてすぐなのでアクセスも良好。
外観
現地に到着すると、ウッド調の住居とも見間違えてしまいそうなお店が出迎えてくれました。5台ほどの駐車スペースに車を停め、不法侵入にならないかと恐るおそる門を抜けてみると、可愛らしい動物たちがお店へと誘ってくれました。
と、お店の入口の看板を見てみると、ここでまさかのClosed!?
いや、しかしどう見てもお店のテラス席には確かにカップルがくつろいでいる…。
土曜の昼なのに休業中かと不安になりつつ店内へ入って聞いてみると、店を切り盛りしている愛想の良いお母さんから「ウソー!! さっき確認したのに~」といった具合の反応が返ってきたので、入口の看板をOpenに裏返して入店。
店内
店内に入ると、木の優しい香りとぬくもりが迎えてくれます。テラス席も含めて9卓と決して広くはないですが、ハワイアンミュージックをBGMにアットホームな雰囲気に包まれて妙な安心感を与えてくれました。メニューなどもすべて木製になっていて、このあたりは自然の中でのくつろぎをテーマにする店のコンセプトが感じられます。
メニューはさほど種類があるわけではなく、お母さんが趣味でやっている様子が伺える。
注文を終えると、キモズというフレーズからハワイ事情やジャズが好きだということまで調理を急ぐわけでもなく、ゆったりと色々話をしてくれました。
なるほど、店内にはBOSEのスピーカーや本格的な音響機器も設置され、言われてみるとお母さんもシャンソンを歌ってそうなキリッとした風貌。
疑問に思っていたお店の名前であるPuPuについて意味を聞いてみると、ハワイ語で貝殻を表すとのこと。店名は東京でタヒチアンダンスを教える娘さんが名付け親とのことでした。
料理
さて、アイスコーヒーを頼むと、何とも涼しげなグラスで出てきました。和の器にこだわる辺りはさすが”せともの”の文化が息づいていますね。
ちなみに葉っぱの上にはドライフルーツの入ったチョコクランチも添えられ、シロップの入れ物もノスタルジックな雰囲気を醸し出してます。
続いてはお目当てにしていたキモズ風パンケーキ。
お母さんがハワイに行って味を研究したと公言するこちらの看板メニュー。もはやスイーツ好きな女子に知らない人はいないであろう、ハワイ オアフ島はカイルアタウンにあるブーツ&キモズのパンケーキを真似て作ったもの。
ご自身曰く、日本人向きに本家のものよりもサッパリと仕上げているとのこと。
残念ながら管理人はブーツ&キモズのパンケーキを食べたことがないため比較はできませんが、ソフトクリームを溶かしてマカダミアナッツを刻んで加えたような味わいでした。サッパリ仕上げとはいえ、それでもしっかりと甘さがあるので、惹きたての少し苦みのあるコーヒーとの相性は抜群でした。
総評
とにかく木のぬくもりにこだわった雰囲気のいいお店。
コーヒーとパンケーキとハワイアンミュージックで2時間近く居座っちゃいました。
ときどき裏の家のニワトリが鳴くのはご愛嬌ということで(笑)
パンケーキは何度かレンジを使っている音がして少々ガッカリでしたが、生地自体はふわふわして美味しかったです。
初めはカップルが1組いるだけでしたが、地元の人にも受けがいいようで、公民館で集会を終えたらしきおばさま御一行や仕事の合間に来るおじさんなど幅広い層のお客が出入りしている様子でした。この辺りはお母さんの話しやすい人柄も影響しているんでしょう。
タイカレーは瞬く間に店内に広がるほど香りが良く、サラダもボリュームがあってお値打ちに見受けられたので、次回はカレー目的で足を運びたいと思います。
のんびりと木のぬくもりを感じながら時間を過ごしたい人にはオススメのカフェです!
※このレポートはあくまでも個人の主観によるものです。
店舗情報
T E L | 0561-58-1617 |
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住 所 | 愛知県瀬戸市西窯町161-4 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 日曜、月曜 (不定休あり) |
駐車場 | 有り(4台) |
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